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「クスリ早見帖」に関する医療機関調査、の公開スライドは合計11枚です。

クスリ早見帖の説明はこちら

本ページは、いただいたコメントやご質問などへのお返事などをもとに、随時更新をして参ります。

お問合せは「当社へのお問合せ」からお願いします。

[更新日 2016年7月4日]

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クスリ早見帖を送付した医療機関のうち、次号の送付希望の旨をFax等でご連絡いただいた医療機関を対象にしたアンケート調査です。

医療機関への施設調査の回収率28.6%というのは、民間調査機関としては、満足のいく結果といえます(学会主催の調査では60%を超えることも珍しくありませんが、民間企業主催の場合は回収1%未満のこともあります)。

将来的には回収率60%以上となることを目指し、更なる工夫をして参ります。

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病院の規模は病床数で語るのが一般的す。病床数が20床以上であれば「病院」と定義されますが、20床の小規模の病院もあれば、1,000床以上の大規模な病院もあります。

1床から19床の場合は有床診療所、病床数ゼロの場合は無床診療所と呼ばれます。

本アンケートに回答した方の職種は、ほとんどが薬剤師でした。早見帖プロジェクトにご連絡いただくのも、ほとんどが薬剤師の方ですので、想定通りの結果となりました。

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クスリ早見帖は、2010年から外来診察室での利用を想定し改良してきました。

病院の規模が大きくなれば診察室の数も増えるため、クスリ早見帖の必要冊数も増えるであろうと考え、3-1の質問を設定しました。

また、現在のクスリ早見帖は、主に解熱鎮痛成分を含有する市販薬にフォーカスしておりますが、今後、掲載カテゴリーを拡大する場合は、どのカテゴリーを優先するとよいかを知りたいため、3-2と3-3の質問を追加しました。

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病床数による5段階区分を横軸に、外来の診察室と待合室にクスリ早見帖を配置するとした場合の必要冊数を示したグラフです。

病床数が多くなると、必要冊数がどのように変化するのかを知ることができます。

すべての回答で、外来診察室数がわかるとよかったのですが、一部未回答がありましたので、病床数を横軸にしました。病床数データは厚生局データから取得できました。

必要冊数に影響を与えうると考えた項目についても、アンケートで回答いただきました。

その項目とは、外来診察室と病床数、外来患者数、診療科の数、常勤医師数、常勤薬剤師数であり、必要冊数との相関係数を計算した結果、必要冊数との相関係数は、外来診察室で最も高くなる、という結果を得ました。

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現在のクスリ早見帖は、市販薬でよく使われているカテゴリー、かぜ薬・解熱鎮痛薬にフォーカスした掲載内容となっておりますが、他のカテゴリーにも拡大してほしいと、リクエストをよくいただきます。

今後は、ここでの結果を参考に企画立案していきたいと思います。

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前問に関連して、自由記述で質問して得られたコメントです。ほとんどが病院薬剤師の方からの回答であることにご留意ください。

なお、コメント内容の整理はせず、そのままの自由記述文を並べています。分類して整理するとベターなのですが、ご容赦ください。

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いただいたコメントは、前スライドと本スライドの分ですべてです。

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本調査は、病院にクスリ早見帖を郵送し、同封のA4白黒1枚のFax用紙を使って実施したアンケート調査です。

Faxはどこの医療機関でも設置しているため、質問が少ない場合は最も回答いただきやすいようです。今回のFax調査では、郵送で依頼して、ネットでご回答いただく場合を知りたいと考え、それについて直接的にお聞きしました。

また、市販薬(解熱鎮痛薬とかぜ薬)の新製品がでた際、ツイッターでアナウンスしているのですが、どのくらいの方がツイッターを利用しているのか知りたいため、それについても質問しました。

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約8割の方がネット調査でも対応いただけるとの回答でした。

病院を調査対象にする場合、郵便物で回答依頼をするのが一般的かと思いますが、回答については郵便、Fax、ネット、電話・訪問インタビューなどの選択肢があります。

それぞれ長所・短所がありますので、調査ボリュームや内容によって、いろいろと工夫する必要がありそうです。

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本スライドで最後です。

ツイッターの利用は、とても少ないという結果でした。ツイッターで新製品情報をアナウンスしても、病院薬剤師さんにはなかなか届かない、と考えたほうがよさそうです。



これらの結果をもとに、クスリ早見帖および早見帖プロジェクトへの梃入れをして参ります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、ここまでお付き合いいただきまして、有難うございました。