グリチルリチン

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●参考文献:登録なし   ●関連文書:登録なし

 

下記はクスリ早見帖副読本 医師が教える市販薬の選び方(PHP研究所)から。一部改変。

 

 グリチルリチンは、生薬であるカンゾウ[甘草]に含まれている成分です。分子構造がアルドステロンと呼ばれる副腎皮質ホルモンと似ており、薬効には炎症を抑える効果などが知られています。過量服用や長期連用により、偽アルドステロン症(高血圧や手足のだるさ・脱力感、むくみなどの症状がみられることのある副作用)をきたすことがあります。